公立中高一貫校とは
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@ 公立中高一貫校とは
A 授業料の安さ
B 公立中高一貫校の授業内容
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@ 公立中高一貫校とは
公立中高一貫校は、高校入試がなくエスカレーター式に進学できる、6年制の公立の学校です。
私立中学校の受験が激戦化し、成績優秀な生徒が集中した結果、私立と公立の学力の格差、大学進学実績の格差などが顕著になり、公立校の学力低下が問題視されるようになりました。そういった私立校と公立校の格差是正の対策という意味もあり、文部科学省は、平成11年に3校の公立中高一貫校をスタートさせ、中高一貫教育のメリット、それぞれの地域に密着することによって得られるメリット、学費面の安さでのメリットなどを活かした、公立中高一貫校を現在まで設立してきました。現在、ハイペースで公立中高一貫校が設立されており、文部科学省は全国で500校程度の開校を目指しています。
公立中高一貫校を含む公立校には、地域と家庭と学校の三者が協力しあって、よりよい教育を目指していく、という理念があり、家庭が積極的に学校行事などに参加する姿勢が必要とされます。学校自体にそのような考え方があるため、家庭が積極的に子供の教育に関わっていく姿勢が、公立中高一貫校での学生生活をより充実したものにさせる、といえるでしょう。
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A 授業料の安さ
まず、公立校と私立校の授業料の違いを比べてみましょう。
公立中学校から公立高校に進学する場合の6年間の授業料合計
↓
約142万円
公立中学校から私立高校に進学する場合の6年間の授業料合計
↓
約217万円
私立中学校から私立高校に進学する場合の6年間の授業料合計
↓
約517万円
これら3パターンの授業料は全国平均です。私立中学校から私立高校に進学する場合の授業料は、公立中学校から公立高校に進学する場合の授業料の約3.64倍であり、この差は決して小さいとは言えません。
公立中高一貫校の授業料は、前半の3年は公立中学校と同じく美務教育のため授業料無料、後半の3年は公立高校と同額で、6年間の授業料でいえば、公立中学→公立高校の場合の授業料とほぼ同額になります。
中高一貫校のメリットを兼ね備えながらも、授業料は通常の公立中学から公立高校へ進学する場合の授業料とほぼ同じであることが、公立中高一貫校の大きなメリットと言えるでしょう。
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B 公立中高一貫校の授業内容
まず、公立中高一貫校の授業内容においては、中高一貫校のメリットを活かした点として、高校の学習内容を中学校で教えたり、中学校と高校で共通して教えられる単元については、その単元の内容を、より一貫性をもって理解できるように分かりやすい順に、内容を入れ替えて進めることができるようになっています。中高一貫校がゆえのメリットを活かした、各校独自のカリキュラムを組むことが認められているのです。高校入試がないため、比較的ゆとりをもって6年間じっくり学習に取り組むことができます。ただ、高校入試がないことで、中だるみ、といった弊害にも気を配っていく必要があるでしょう。
私談になって申し訳ありませんが、当ページ作成者は私立中高一貫校出身であり、中高一貫であるがゆえの独自のカリキュラムにそった授業を中高で受けてきたので、中高一貫校の魅力については実感するものがあります。
中学生でも、ある単元によっては、部分的に高校レベルの内容を学習することにより、その単元への理解をより一層深めることができます。また、高校になってより発展的な内容に進んだ時にも、よりスムーズにその単元に取り組める、などのメリットがあったように思います。また、得意な単元を伸ばしていく、という点において、中学校でも高校レベルの内容に触れられる、ということは、公立中学校の生徒と比べても学習的に有利な環境にあると言えるでしょう。
ただ、個人的に思うのですが、公立中高一貫校が独自のカリキュラムを設定できるという点は、メリットがあるだけではないようが気がしています。既存のカリキュラムを採用せず、独自のカリキュラムを設定するということは、それだけ先生に求められる裁量が大きくなるということです。
つまり、独自のカリキュラムであるがゆえに、良いカリキュラムを組んでくれるなら、これに越したことはありません。一方で、奇をてらったようなカリキュラムや、中学校と高校の内容を入れ替えることで内容を単に難しくするカリキュラムになってしまっては意味がありません。こういったマイナス面については家庭、特に保護者様のほうから、チェックしていくことも必要ではないかと思います。
公立中高一貫校の授業内容について話を戻しますが、上記のような点に加えて、様々な分野の科学者や学者などと生徒が接する機会を作ったり、英語のリスニングに力を入れたりして、各校が独自の個性的なカリキュラムを展開させています。また、地域との結びつきをいかして、地元の企業や大学などの協力を得た取り組みなども行われています。これらのカリキュラムによって、国際社会、地域、様々な分野に関する識見が広がり、貴重な体験や経験を積めることもメリットのひとつでしょう。
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